大学附属系、公立、通信制の個性派女子校の実態
女子校というと私立をイメージしがちですが、大学附属系、公立、通信制など様々な女子校が存在します。今回は、このような個性派女子校について具体的に見ていきたいと思います。
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●神戸女学院は、伝統ある名門校として広く知られていますが、なぜか大学進学実績を公表していません。
しかし、過去に何度も「国際数学オリンピック」や「国際哲学オリンピック」の日本代表を輩出するなど、周辺情報から学力レベルが高いことは容易に推察できます。
超のつくお嬢様学校のイメージがありますが、実際は出しゃばりさんが多いようで、体育祭のクラス対抗ダンス競技では、クラスの約1/3がリーダーに立候補する学年もあるほどです。また、男子校に劣らず、騎馬戦や棒倒しも行われます。
女子教育は、環境の力によるところが大きいという方針で、朝の慌ただしい登校時間には、クラシックを流し気持ちを落ち着かせるなど、教育の所々に細やかな気の配りが見られます
●県立浦和第一女子高等学校は、創立100年を超える全国屈指の伝統ある女子校です。全国に数少ない公立の女子校で、「一女」の名前で親しまれています。
戦後の学制改変で公立校の共学化が進む中でも、一女は女子校であることを変えませんでした。2001年に、埼玉県で公立高校一律共学化の議論があった際にも、一女の関係者が団結し反対運動を繰り広げるほど、女子校への誇りを強く持った学校です。
進学実績、部活動の成績、その他コンクールでの受賞歴など、どれをとってもトップクラスです。
「進路ガイダンスノート」を用いたり、「実力養成講座」を開催するなど、徹底した学習指導が行われています。またスーパーサイエンススクールにも指定されており、先進的な科学教育を受けられる環境も整っています。部活動においても、運動分野でも芸術分野でも全国レベルの活躍が目立ちます。
「勉強も部活も全国レベルが当たり前」という伝統があり、「勉強+部活+行事」で社会性やリーダーシップを身につけさせるのが、一女の教育です。体験を通して、異なる意見を持つ者同士での交流、問題の解決、関係修復の術、その他様々なことを身につけていきます。
●クラーク記念国際高等学校は、日本で最大級の単位制・通信制高校です。キャンパスは全国に60以上あり、生徒数は1万人を超えます。
キャンパスごとにユニークなコース設定があり、例えば、秋葉原ITキャンパスには「声優・放送クリエーターコース」、東京キャンパスには演劇を学べる「パフォーマンスコース」などがあります。「横浜青葉キャンパス」など女子限定キャンパスもあります。
クラーク記念国際高等学校の校長は、プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎氏で、女子限定の横浜青葉キャンパスの校長は、長女の三浦恵美里氏です。
通信制の高校という性質上、中学校時代に学校で心の痛みを受けた生徒がとても多く通っています。痛みを知っている分、優しくて強い子が多く、受け入れてくれる場所さえあれば飛躍的に伸びる傾向にあります。
横浜青葉キャンパスでは、製菓実習とライフデザインセミナーに力を入れており、調理室でお菓子作りに励み、実際に販売へとつなげます。2012年度にはこの売上金を使い、生徒が仙台へと出向き、東日本大震災の復興支援ボランティアに参加しました。
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頭のいい子に育てるために、幼児期にやっておきたい3つのこと
親であれば、我が子が頭のいい子に育って欲しいと思うでしょう。そのためには、勉強も大切ですが、幼児期に、親が教える必要のあることが、他にたくさんあります。
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●幼児期には、がまんすること、多くの直接体験、自己概念の形成をしっかりと身につけておくことが大切です。
今の子供は昔に比べて、がまんをする機会が減っています。がまんのしつけをすることで、子供は自分の感情や意思をコントロールすることを覚えます。何でも自分の思い通りにはいかないのだと学習し、次にどうすればいいのかを考えます。
また、幼児期にいろいろな直接体験をすることで情緒豊かになり、さらに自己概念を形成することで自分を知り協調性へ繋がります。
●がまんのしつけは、日常生活のちょっとした場面で行うことが可能です。
例えば電車に乗る時、整列乗車していた大人の間をすり抜けて、小さな子供が席を確保するというシーンを時々見かけます。子供は叱られたことがないので、席を確保できて得意顔です。一緒にいた親も、何事もなかったかのようにその席に座ります。
子供はある程度の年齢になれば、体力や回復力ともに大人以上です。大人だとすぐ疲れるのに、疲れ知らずで遊びまくっているのは、周知の通りです。子供は電車内では立っているものだと教えても何も問題ありません。
また、勝負事の遊びをする場合、親も時には勝っていいのです。勝って嬉しいという経験も大切ですが、負けて悔しいという経験も必要です。負けた相手がどんな気持ちになるのかも、負けてみなければ分かりません。
食べたり、遊んだりという日常生活の中で、子供は常に親に挑戦しています。親はそれをどうコントロールするのか、それがしつけです。
現代の親は、過保護すぎる傾向にあると言います。いつも子供にわざと負けて、いつも子供のいうことを聞いていては、がまんのしつけはできません。
●現代の子供たちには、「さんま」が足りないと言われています。「さんま」とは、「秋刀魚」ではなく、「三間」と言って「時間・空間・仲間」の三つの間の意味です。「遊ぶ時間がない」「遊ぶ場所・空間がない」「遊ぶ仲間がいない」ということです。
その結果、圧倒的に昔と比べると友だちと遊べなくなり、たまに時間があってもゲームなどをして過ごすようになりました。
産まれてきた子供はまず、お母さんやお父さんと一緒に遊びます。親との遊びは、楽しくて、楽しくてしょうがないでしょう。それは、親が子供と遊ぶ時、子供が気持ちよく遊べるようにしてくれているからです。意地悪もしなければ、おもちゃの取合いだってありません。
しかし、友だちと遊ぶ時にはそうはいきません。同じおもちゃで遊びたい場合には、おもちゃの取り合いになってしまう事もあるでしょう。仲間に入れて欲しい時には、自分の意志を伝える事も必要です。がまんしたり、主張したりと親と遊ぶ時にはなかったことが起こります。
大人としか遊んだことのない子供は、友だちとどうやって遊べばいいのか分からないのです。このくらいの年頃の子供は「一緒に遊ぼう」なんて声をかけたりはしませんから、まずは仲間に入れてもらうところから学びます。
友だちとたくさん遊ぶことで、他人とのコミュニケーションを学ぶことができ、自分の感情を抑えることなども勉強していきます。
親からすると単に遊んでいるだけに見えますが、友だちと一緒に遊ぶことで得られるものは大きいのです。
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