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子供の成長をうまく育む遊び方やコミュニケーション方法

子供が「遊ぼう」と言ってきても、漠然としていてどのように遊べばいいか困ってしまう親御さんもいることでしょう。そこで、子供の成長や個性をうまく育む遊び方やコミュニケーション方法について見ていきましょう。
http://kosotatu.jp/子供の遊び方、コミュニケーション方法/

【子供に良い影響を与える遊び3か条】
子供にとって良い遊びとは一体何なのでしょうか?大きく3つのポイントがあります。

①自分で遊び方を色々考えられるおもちゃで遊ぶ
顕著な例が、積み木、砂遊び、粘土、トランプです。積み木、砂遊び、粘土は触った感触が面白いということもありますし、自分の思うように毎回違う形のものを作ることができます。簡単なお店ごっこもできてしまいます。

トランプは、大人も本気になって参加でき、大勢でも遊べるアイテムです。作家のよしもとばななさんは、幼い頃、家族でよくトランプや人生ゲームをして、家族全員が誰にも手加減せずに本気になるので、最年少のばななさんはいつも負けていたそうです。

このように本気で遊びに没頭し、負けて悔しい・勝って嬉しい・ドキドキする・ワクワクするという感情は、子供の個性や感性を育みます。

つまり、子供が積極的に楽しく遊べ、色々と工夫して遊べるおもちゃが良いでしょう。なお、おもちゃ買う場合は、日本の安全基準をクリアした「STマーク」がついたものを選んだ方が安心です。

②体の感覚をフルに使う遊び
いまや、子供もスマートフォンやゲーム機を1台ずつ持つ時代です。五感の中でも視覚ばかり使い、脳は興奮したまま。目は疲れるけれど体は疲れていないので、肉体的な疲労がなく、なかなか眠れない。だから遅寝遅起きというリズムの崩れた生活になる傾向が高くなっています。

これでは、子供の体の成長を妨げるだけです。他の感覚もフルに使って遊ぶようにさせましょう。走ったり、声を出したり、投げたり、触ったり、嗅いだり、食べたりすることで、感覚も磨かれますし、感性も育まれます。心身ともに健全に保つためには、体をフルに使って遊ぶことが大事です。

③コミュニケーションが深められる遊び
公共の場や交通機関の中で子供に静かにいてもらうために、子供にゲームやスマートフォンを与える親御さんがいます。確かに静かでいることも大事ですが、そればかりに夢中になってしまい、親もスマートフォンを触っていて、親子の会話がない場面を度々見かけます。会話さえもなくなってしまうこの状況は、いかがなものでしょうか?

必然的に一人遊びしなければならない場面もあるかもしれませんが、やはり遊びは、基本的に誰かと一緒に遊んで楽しむものです。そこにコミュニケーションがあるからこそ面白いのです。そこで、おじいちゃん、おばあちゃんと遊んでもらうのはいかがでしょうか。

おじいちゃん、おばあちゃんにとっては、孫と遊べて嬉しいでしょうし、忙しい親御さんもありがたいことでしょう。おはじき、あやとり、折り紙、お手玉、竹とんぼ、石当てなど、おじいちゃん、おばあちゃんが知っている遊びは子供にとって新鮮でしょうし、孫と遊ぶことで認知症の予防にもつながります。

たまには、孫に新しい遊びを教えてもらうのも良いでしょう。脳が活性化しますし、子供も人に教えるという行為をすることによって、成長します。

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親の声のかけ方次第で、子供のやる気に変化が起きる

子供の事をちゃんと見ていると思っていても、子供の事が分かっておらず、逆に子供が窮屈な思いをしてしまう事が多々あります。あなたは、どのくらい自分の子供をよく見ていますか?
http://kosotatu.jp/親の声のかけ方で子供のやる気を向上/

良い子にしていても認めてくれないなら、悪い子になってやるという気持ちが子供に働くことがあります。小学校低学年の頃までは、良い子だったのに、高学年から悪い子になったという話をよく聞きます。

小学校低学年頃までは、良い子にしていれば、親の関心は自分に向けられていました。ところが、成長してくると、良い子にしているだけでは、親の関心を自分に向けることが難しくなってきます。それを子供が分かると、反対に悪い子になって親の嫌がる事をして、注目してもらおうとすることがあります。

例えば、自分の部屋を整理整頓せずに散らかして置いたら、親が褒めてくれない事を子供は分かっています。片づけなければ、怒られる事も分かっています。だから、親の関心を引き付けたくて、どんなに怒られても、わざと片づけないことがあるのです。

片づけてしまえば、キレイになった時点で親の関心が自分から離れてしまうからです。それを分かっているので、怒られれば怒られるほど、片付けずに散らかし放題になります。

しかし、子供は、悪い子になって親の関心を自分に向けたとしても、満足はしていません。本心は、やはり良い事をして親に見てほしいし、一人の人間として褒めてほしいと思っています。良い事をしていて、親が一人前の人間として褒めてくれていると感じている子供は、このような困った行動はしません。

では、親の関心を向けるために、部屋を片付けないだらしのない子には、親はどのような対応をすればよいのでしょうか?

基本的には、親はこの様子について関心を示さない事です。また、逆に親が、散らかす事意外に子供に関心を向けてあげる事です。

すると、子供は親にこちらを見ていてほしいという気持ちは変わらないので、散らかすという困った行動に焦点を当てるのではなく、別方向からのアプローチを仕掛けていきます。部屋を片付ける様子が無い子供に、「あなたが片づけないなら、私が片づける」と言って、大きな袋や箱に、ごそっとまとめて散らかした物を入れて、物置などにしまってみましょう。

こうすると、子供は、どうしても必要な物は物置に探しに行くでしょう。そこで、いちいち取りに行く面倒くささと、欲しいものが簡単に見つからない苛立ちを経験として覚えます。

同時に、キレイになった部屋を見て、気持ちいいという感覚も覚えます。その時に、母親が、「部屋がキレイになるって気持ちいいでしょう?」と言ってあげると、子供は「キレイにしておけば、お母さんは自分に関心を持ってくれるのだな」ということを感じます。これをきっかけに、散らかしっぱなしという困った行動が、緩やかに改善されていくでしょう。

やや面倒で遠回りではありますが、相手が子供といえども、相手の内面を把握して行動しないとボタンの掛け違いが起こるのは避けられません。

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