子供が楽しみながら学べる遊びやおもちゃ
子供は楽しいと思えることなら、何でもぐんぐんと吸収します。また、創意工夫しようという想像力やその世界観は大人を驚かせます。今回は、子供が楽しみながら色々なことを学べる遊びについて、見ていきたいと思います。
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●トランプ遊びの駆け引きからコミュニケーション力を養う
トランプは、ダイヤ・ハート・スペード・クラブの4種の記号・各13枚のカードと、ジョーカーのカードから成り立つ、シンプルかつ世界で最も有名なカード遊びです。
数字と記号を使ったカード遊びですが、その遊び方は豊富です。七並べ、神経衰弱、大富豪、ババ抜き、スピード、ポーカー、ダウトなど何種類もの遊び方があります。
共通することは、どの遊びにも駆け引きがあるということです。
七並べは、カードを出す順番やパスをうまく使う必要がありますし、ダウトは周りにバレないようにウソをついてカードを出し、かつ相手のウソを見ぬかなければなりませんし、ポーカーなどは相手の思考を読んだり、表情から状況を伺ったり、駆け引きゲームの最たる例といえるでしょう。
相手の考えていることを想像したり、表情を読んだりする力は、大人になるにつれてより重要なスキルになります。特に社会に出た時に大いに必要とされるスキルであり、コミュニケーション能力を左右するスキルと言っても過言ではありません。
このスキルを養うためにも、子供の間にトランプを使った様々なカード遊びを経験しておくことは良いでしょう。
●トランプ遊びで論理的に物事をとらえる力を養う
では、うまく駆け引きをするにはどうすればいいのでしょうか?重要なのは常に冷静でいることです。感情で判断するのではなく、理性を働かすことが肝要です。理性を働かすということは、常に論理的な思考をすることが求められます。
例えば、今手持ちのカードとすでに出てしまっているカードを見て、残りのカードに何がどれくらい残っているのか、おおよその見当はつくはずです。
数学的に言うと、確率でものを考えると言えます。確率で考えると、「今このカードを出してはいけない」「賭けに出てはいけない」と冷静に判断ができます。
この「賭けに出ない」という発想が大事で、論理的に考えていたら明らかに勝つ確率は低いはずなのに、「勝てるかもしれない」と、一時の感情に流されてしまうことが往々にして多いものです。
一般的な賭け事、例えば競馬や麻雀、パチンコやスロットなどもそうで、確率よりも感情が先立ってしまい、負けてしまうことが多いのです。
相手の手の内を読んで、勝ち・負けを相手と競り合うことが、駆け引きの面白さであり、リスクでもあります。確率的に考えて勝てそうだったら、勝負にでて、負けそうだったら大きな賭けは控えておく、という冷静な判断ができれば問題はありません。
論理的に確率で考え、感情に頼らず冷静に理性で物事を決めることが習慣になれば、日常生活の中の様々な場面で、判断ミスが少なくなっていくはずです。
子供のうちにこのような思考の練習をしておけば、大人になって賭け事で痛い目に合うことは避けられますし、論理的思考は社会に出ても役立つスキルの1つです。
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子供心を刺激することで、子供のやる気を引き出す方法
どうしてうちの子は無気力なのだろう、やる気が続かないのだろうとお悩みのママやパパは意外と多いようです。そこで今回は、子供のやる気を引き出すことができる具体的なアプローチについて、見ていきたいと思います。
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●名前にこめられた思いを教えよう
「人より1つ秀でたものがあれば、それを喜べる子供になって欲しい」という思いから、メジャーリーグで活躍した松井秀喜選手は秀喜という名前になったそうです。
またゴルフの石川遼選手の名前には、「自分が知らない、はるかな世界に行ってもらいたい」という親の思いが込められているそうです。
子供の名前は親から贈られる初めてのプレゼントであり、そこには色々な思いが込められています。
明治安田生命が2017年版として発表した「名前ランキング」では、男の子の名前では「悠」という文字が人気であったことが明らかになりました。それらの名前には、悠と言う文字通り、「おおらかでゆとりをもって自分らしく生きてほしい」という願いがこめられているのだと同ランキングの解説では考察されています。
また女の子は「結」という漢字が人気であり、近年頻繁に起こる大規模災害などの世相を反映し、その名前には「人と人とのつながりの尊さを改めて感じてほしい」という願いがこめられているのではと同じく考察されていました。
あなたが子供に名前を付けた時の思いを、今一度、思い出してみてください。あなたは今、その思いの通りに子育てをできているでしょうか。
子供は素直で、大好きな親からの期待に応えることにいつも一生懸命です。ママやパパがどのような期待を込めて自分の名前をつけてくれたのか知ることができれば、きっとその期待に応えようと奮闘するはずです。
頭ごなしに「勉強しなさい」「早く寝なさい」と怒られるよりも、「名前にふさわしい人間になりたい」という気持ちを抱かせた方が、きっと子供はやる気を持ち、継続していくことができるはずです。
首都圏内の小学校受験では、保護者面接の際に「お子さんの名前の由来はなんですか」という質問がされることが多いです。これは子供の名前から、親の教育方針がうかがえると考えられている証拠です。また今後どのように育ってほしいか、という願いもくみ取れるからでしょう。
子供のやる気を引き出すためにも、まずは子供の名前の由来について一度家族間で話し合ってみるのがいいでしょう。そうすることで家族の絆も深まるかもしれません。
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