子育ての達人

子育ての達人の公式はてなブログです。妊娠・出産・育児・子育ての毎日を楽しくし、すくすく育つ子どもとニコニコママ・パパを日本に増やします。主に記事の更新情報等をお届けします。

親の声のかけ方次第で、子供のやる気に変化が起きる

子供の事をちゃんと見ていると思っていても、子供の事が分かっておらず、逆に子供が窮屈な思いをしてしまう事が多々あります。あなたは、どのくらい自分の子供をよく見ていますか?
http://kosotatu.jp/親の声のかけ方で子供のやる気を向上/

良い子にしていても認めてくれないなら、悪い子になってやるという気持ちが子供に働くことがあります。小学校低学年の頃までは、良い子だったのに、高学年から悪い子になったという話をよく聞きます。

小学校低学年頃までは、良い子にしていれば、親の関心は自分に向けられていました。ところが、成長してくると、良い子にしているだけでは、親の関心を自分に向けることが難しくなってきます。それを子供が分かると、反対に悪い子になって親の嫌がる事をして、注目してもらおうとすることがあります。

例えば、自分の部屋を整理整頓せずに散らかして置いたら、親が褒めてくれない事を子供は分かっています。片づけなければ、怒られる事も分かっています。だから、親の関心を引き付けたくて、どんなに怒られても、わざと片づけないことがあるのです。

片づけてしまえば、キレイになった時点で親の関心が自分から離れてしまうからです。それを分かっているので、怒られれば怒られるほど、片付けずに散らかし放題になります。

しかし、子供は、悪い子になって親の関心を自分に向けたとしても、満足はしていません。本心は、やはり良い事をして親に見てほしいし、一人の人間として褒めてほしいと思っています。良い事をしていて、親が一人前の人間として褒めてくれていると感じている子供は、このような困った行動はしません。

では、親の関心を向けるために、部屋を片付けないだらしのない子には、親はどのような対応をすればよいのでしょうか?

基本的には、親はこの様子について関心を示さない事です。また、逆に親が、散らかす事意外に子供に関心を向けてあげる事です。

すると、子供は親にこちらを見ていてほしいという気持ちは変わらないので、散らかすという困った行動に焦点を当てるのではなく、別方向からのアプローチを仕掛けていきます。部屋を片付ける様子が無い子供に、「あなたが片づけないなら、私が片づける」と言って、大きな袋や箱に、ごそっとまとめて散らかした物を入れて、物置などにしまってみましょう。

こうすると、子供は、どうしても必要な物は物置に探しに行くでしょう。そこで、いちいち取りに行く面倒くささと、欲しいものが簡単に見つからない苛立ちを経験として覚えます。

同時に、キレイになった部屋を見て、気持ちいいという感覚も覚えます。その時に、母親が、「部屋がキレイになるって気持ちいいでしょう?」と言ってあげると、子供は「キレイにしておけば、お母さんは自分に関心を持ってくれるのだな」ということを感じます。これをきっかけに、散らかしっぱなしという困った行動が、緩やかに改善されていくでしょう。

やや面倒で遠回りではありますが、相手が子供といえども、相手の内面を把握して行動しないとボタンの掛け違いが起こるのは避けられません。

続きは以下をチェック!

Copyright (C) 2015 子育ての達人 All Rights Reserved.