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子供の隠れた人間力を掘り起こせ!習い事の最新事情

かつての学歴万能社会は終結しつつあり、勉強だけでは社会で評価されない時代が到来しています。それに伴い、習い事の多様化が急速に進んでいます。今回は、習い事の最新事情を具体的に見ていきたいと思います。
http://kosotatu.jp/習い事の最新事情/

●2020年は教育改革が行われる年として、大きな注目を集めています。新しい学習指導要領では、小学校の段階からプログラミング教育を行うことが盛り込まれています。

プログラミング教育で育成される「プログラミング的思考」とは、自分が意図した処理をコンピューターに行わせるために求められる「論理的思考」を指します。これは、将来どんな仕事をするにせよ必ず必要となる力とされているため、プログラミング言語の知識やプログラミング技能を早期から身に付けて行くという方針です。

学校教育の大きな変更を受け、プログラミング教室を習い事として選ぶ流れが加速していますが、ここには一つ大きな問題があります。今の親の子供時代には、存在しなかった習い事であるため、プログラミング教育がどういったものであるか想像がつきにくく、また、教室の情報もほとんど持っていないのです。

●習い事としてのダンス教室は、年々人気が高まる傾向にありますが、この背景には、ダンスが武道とともに2012年から中学校で必修化されたことにあります。

中学のダンスの授業は、「創作ダンス」、「フォークダンス」、「現代的なリズムのダンス」の3つに分類されており、表現や踊りを通して仲間とのコミュニケーションを深めたり、自己表現力が向上すると考えられています。

この中の「現代的なリズムのダンス」は、いわゆるヒップホップダンスのことです。親世代には全く馴染みがなく、家庭で教えられるものではありません。そのため、ダンス必修化が話題になり始めると程なく、ヒップホップ系のダンススクールが次々と開校し、親たちは我が子を送り込み始めました。

●プログラミング、ダンス以外では、キックボクシング、平成型そろばん教室、ボーイスカウトなどが人気を高めています。

●詳細はサイトの記事本文参照となりますが、プログラミングについて、少しだけ掘り下げて見てみましょう。まず、プログラミング教育の目的は、プログラマーの養成ではありません。プログラミング技術はあくまで手段であり、目的は子供達のクリエイティブな才能を開発することにあります。

ゲーム開発もロボット作りも、正解はありません。作る人が100人いれば100通り、つまりそれぞれの個性がストレートに反映されるもので、これはアートに通じるところがあります。つまり、プログラミング教室は、理系脳とアートが融合した習い事と言えます。

学校の授業で習ったことを全て暗記して、テストで100点を取ったからといって、将来の安泰は保証してもらえない世の中になっている今、自分を表現する手段を見つけることが非常に重要です。昔は勉強かスポーツの出来る子だけが脚光を浴びがちでしたが、これからはプログラミングを始めとした、様々な手段で輝く子供たちが増えてくるでしょう。

プログラミング教室では、夏休みなどに、1日完結型のワークショップを開催しているところが結構あります。いきなり教室に通わせるのではなく、まずはお試しで親子でワークショップに参加した方が、イメージが明確化するでしょう。

ワークショップでは、マリオのようなコンピューターゲームを作成したりします。低学年の子供や初心者であっても、スムーズにゲームが完成するように、マニュアル的なテキストが用意されており、ゲームの背景やキャラクターデザインを選ぶことで、きちんと作り手の意思が反映できるようになっています。

ゲームが完成するまで約3時間ほどかかりますが、参加した子供は集中を切らすことなく楽しんで作業しています。つまり、自分の考えを表現する楽しさは、子供を3時間も集中させるということです。

自分で考えたことを表現する喜びだけでなく、物事の仕組みへの興味も育まれる様子に、見学している親も満足している方が多いようです。

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