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子供が自分の意思を持ち、決断し行動するようになるための親の助言の仕方

子供には子供の意思があります。その意思を持って決断し、行動できるようになるには、親が子供の意思を尊重した声掛けやフォローをすることが必要です。今回は、様々なシーンにおける子供との関わり方を見ていきましょう。
http://kosotatu.jp/子供に対する親の助言の仕方/

●親と子の間に尊敬と信頼があれば、子供の困った行動は起きにくい

「私は、子供にきちんと関心を持って接している」と普通の親なら誰でも思うでしょう。

それでも、子供はもっと両親には、自分に関心を持ってほしいし、自分を認めてほしいと思い、部屋を散らかし、忘れ物をしたり、乱暴な言葉遣いをしたりするのはどうしてでしょうか。

その原因は、親は関心を持って子供に接していると思っていても、そこに尊敬をプラスして接する事が足りないからと考えられます。親子の関係は対等であり、互いに尊敬し合う事が子育ての根底にあれば、子供の方も自然と親を尊敬します。この相互関係が成り立っていれば、特に問題は起きません。

この親子が互いに尊敬し合っている関係を保つには、親側のテクニックが必要です。

1つは、「私は、あなたがもっと効率良く勉強すれば、短時間でも身につく事が多いと思うよ」「お母さんは、あなたがもっと早く自分で起きてくれたらうれしいな」「いつも、あなたには感謝しているよ。ありがとうね」など、子供に自分の意見や気持ちを言う事です。

お母さんは、あなたが必要だから言っているのだと思わせる事が重要です。

例えば、自分で朝早く起きてほしいのは、学校へ行く前に、余裕をもって朝食が取れるし、お母さんはあなたと一緒に食べたいからと伝えます。すると子供は、朝食時間はわずかでも、僕を必要としているのだと感じます。

家族のために貢献している、役に立っているという意識が芽生えなければ、家族の一員であるという感覚は生まれません。

また、親子間の相互関係を保つためのもう1つのテクニックは、親が意見を言ったら、子供にも同じ問題や課題に対して意見を言わせる事です。

親が権力なども含めて一方的に意見を言ってしまうのでは、コミュニケーションは成り立ちません。親が言ったら、子供にも意見を言わせて、聞いてあげる事でコミュニケーションが成立し、信頼関係も積まれていきます。

自分の家庭にピッタリの、子育てや子供との付き合い方が書いてあるマニュアルはありません。普段の親子間での会話や行動を組み合わせて、応用しなければなりません。しかし、親子間で互いに尊敬しあっていて、かつ信頼関係がある事が基本になっていれば、親子関係に亀裂が入るような問題は簡単に起こりません。

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