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親と子供のタイプ別に、行動パターンを理解し、子供のやる気を向上させる方法

エニアグラムというものをご存知でしょうか?これは、人の性格を理解し、最適な対応をするための心理学の方法論です。今回は、エニアグラムを活用した子供のやる気アップ法について見ていきましょう。
http://kosotatu.jp/エニアグラムによる子供のやる気向上法/

エニアグラムでは、人の性格を以下の9つに大きく分類しています。
①自分は完璧でありたいと思うタイプ
②自分よりも周り優先で気配り出来るタイプ
③自分の努力で目標達成が出来るタイプ
④人とは違う、特別な個性を持つタイプ
⑤自分の知識を広め、調べる事を好むタイプ
⑥リスクを恐れ、安定型を選ぶタイプ
⑦リスクを恐れず楽しい事に熱中するタイプ
⑧堂々としていて頼りがいのあるタイプ
⑨穏やかで平和を好む、安定志向タイプ

言うまでもなく、人の性格は複合的ですので、上記のどれか1つに該当するというわけではなく、ある意味どのタイプの性質も持ち合わせているものです。

しかし、過去を振り返ってみると、頻繁、顕著に表れる性質がいくつか思い当たるかと思います。そのいくつかが、その人の性格の傾向と捉えることが出来ます。

エニアグラムでは、9つのタイプ毎に、どういう傾向があり、どういう対応が適しているかを説明していますので、自分や自分の子供について、いくつか該当するタイプを適応することが可能です。(※今回は、子供のやる気アップにしぼって記述しています)

詳しくはサイトの記事を参照いただければと思いますが、1つピックアップして「⑦リスクを恐れず楽しい事に熱中するタイプ」について、少しだけ掘り下げて見てみましょう。

◆このタイプを有する人は、知識が豊富で、社交性があり、楽しいことが大好きな人です。色々なものに興味を示し、一つのものに集中するのではなく、楽しい全てのことに対して、同時に全力で楽しもうとします。

記憶力が良く、頭の回転が速いため、広く浅く知識を蓄えます。その為、交友関係も広がり、催し物があれば、楽しいことを探して歩き回り、落ち着きが無くなることもあります。どんな環境にも柔軟に対応出来る才能を持っています。

元気で明るく魅力的で場の中心的存在になるタイプですが、人や物事の暗い場面に遭遇すると、途端に元気を失い口数が減ることもあります。自分の中にあるマイナスな感情と向き合うことを恐れ、目を背ける行動を取りがちです。

◆親がこのタイプを有する場合、子供のペースに合わせ、サポートする!
社交性があり、頭の回転が速いこのタイプの親は、子供の行動が自分の思う様に進まない事に対して、イライラする事があるでしょう。子供のペースに合わせて、見守り丁寧にサポートするように心がけましょう。

子供が何かに困って悩みを打ち明ける時、目を背けて簡単に話を済まそうとしないように気を付けましょう。話の途中に水を差す事や気休めを言うのではなく、最後まで話を聴き、気持ちを受け止めましょう。

場を和やかにする事や、物事に対して柔軟に対処出来る才能活かし、子供の気持ちを否定的な方から肯定的な方へ導く事が出来ます。子供の成長や新しい発見が、子育てを楽しいものにします。

◆子供がこのタイプを有する場合、物事を半端にせず、達成経験を重ねることが重要!
このタイプの子供は、興味を持って始めたことでも、他に面白そうな事があれば目移りする傾向にあります。どれもが中途半端になりがちで、飽きさせない工夫をする事が大切です。同じことを長い時間させない事や、小さな目標を沢山達成させるようにしましょう。

熱しやすく冷めやすい為、長続きしない傾向にあります。詰めが甘い所もあります。最終確認を怠らない様に、親が声掛けをしましょう。

手先の器用な人が多い傾向にあり、ピアノやそろばん、工作等、夢中になれるものを見つける事も良いでしょう。少しずつ小分けに挑戦さることで、やる気を継続させる事が出来ます。誰かに褒められたり、賞を取ったりすることは、やる気の継続に繋がります。

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赤ちゃんの顔はどうしてかわいいのか?

赤ちゃんを見ると、かわいい顔に癒やされます。赤ちゃんの顔を、かわいらしいと感じるのは、どうしてなのでしょうか?今回のテーマは、赤ちゃんの顔がかわいい理由です。
http://kosotatu.jp/赤ちゃんの顔はどうしてかわいいのか?/

赤ちゃんの顔がかわいい理由を一言で言うと、「生得的解発機構が発動し、育児放棄させないため」となります。一言で言うと、専門用語となり難しいので、以下詳しく説明します。

子供に代表される姿形を「ベビーシェマ」と言います。 具体的には、「大きな頭、頬が丸く、目と目の間が離れ、目鼻口といったパーツが低い位置にある顔と、丸くてずんぐりとした体型」です。もちろん赤ちゃんもベビーシェマです。

ベビーシェマ(子供の姿形)を見ると、ほとんどの人は、「弱いものを助けよう」といった反応が生じることが実証されています。これは、理屈うんぬんではなく、人に遺伝的にプログラムされた行動です。 (このように、遺伝的にプログラムされた行動が発動する仕組みを「生得的解発機構」と言います)

つまり、赤ちゃんを見ると、保護しようとする行動が、自動的(無意識的)に出てくるのです。

では、なぜ赤ちゃんは、そのような姿形(ベビーシェマ)なのでしょうか?

生物には、昆虫や魚のように一度に沢山の子供を産む種と、鳥類や哺乳類のように一度に産む子供の数が少ない種があり、ヒトは後者の産まれる子供の数が少ない種に当たります。

産まれる子供の少ない種は、子供にとって環境に適応するための学習期間ともなる育児・子育てに、コストをかけ、長い時間をかけて子育てを行います。ヒトは、この期間がとても長く、地球環境の変貌に適応する余裕を残しているといえる反面、自立歩行に1年もかかるなど、生き残りの鍵を親の手に委ねることとなり、親の負担も大きくなります。

反対に、子供を沢山産む種は、産んだ後、基本的に子育てをすることはありません。あらかじめ特定の環境に合わせて育つように設計されており、学習の余地は少ないのです。子育てをしないことにより、親の負担は少なくなりますが、環境が激変した場合、環境の変化に適応出来ず、子供が絶滅する危険性もあります。

ヒトの場合、親が途中で育児を放棄する危険と背中合わせの状態とも言えます。

むろん、赤ちゃん側からすると育児放棄されると困るため、何も出来ない赤ちゃんの状態でも、かわいい見た目(ベビーシェマ)で、親を引きつけるようになった(進化した)のです。(上記の通り、人はベビーシェマを見ると、生得的解発機構により、育児行動が自動的に発動します)

この仕組みを商売に応用にしているのが、「キャラクターグッズ」や「子供っぽさを魅力に打ち出しているモデル、アイドル」などです。

生得的解発機構によって、子供顔・子供の姿形・子供っぽさは、保護欲求を喚起させるといった全人類に通用する強力な魅力を持っているため、子供顔がキャラクラー顔に多用されるなど様々な所で活用されています。

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