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読み手に高評価してもらえる文章!すぐに取り入れてみたい文章の書き方のコツ

文章を書かずに生涯を過ごすことは不可能ですが、文章を書くのが苦手な人は意外に多いようです。そこで今回は、知っているとグレードの高い文章が書けるコツをいくつか紹介していきたいと思います。
http://kosotatu.jp/文章の書き方のコツ/

●「章立て」を工夫して読者を惹きつける

長い文章を書く場合、章立てを工夫しましょう。レポートの場合でも、全体構造をはじめに検討することは大切です。「初めにこういうことを書いて、こうなって、ああなって、こうなって、結局、5章立てで書こう。」ということを決めるのです。

章立てを考えずに、思うままに書いていくのは、迷宮に迷い込んでしまったようなものです。最初に章立てを考えるというやり方に慣れることは、とても大事です。

章立てを考える時、「第1章では、○○について述べて、第2章では△△について述べる。第3章で、〇〇と△△の相違点を説明して、第4章で、〇〇と△△を比べて出てきた論点をまんべんなく拾い集めて、第5章で、その結論に基づいて提言する。」という具合に、考えておくと、骨組みが仕上がります。これで文章を書く設計図が出来ます。

村上春樹さんの『1Q84』を読んだことはありますか?この小説は読ませる文章として、参考にしたいコツがたくさんあります。目次に章立てが書かれているのですが、「天吾」という男性と、「青豆」という女性の2人の主人公が、章ごとに交互に登場するストーリーの構成となっています。

勘が良い人なら、「別のストーリーの中にいる2人の主人公の距離が、次第に縮まって、1つのストーリーになっていくのではなかろうか。」と予想するかもしれません。本文を読まずに、目次を見ただけで、「別々の2人の人物が、だんだんクロスしていくのではないか。」と、読み手に思わせています。

この『1Q84』は、各章のタイトルのつけ方が、本当にうますぎます。人を惹きつける章のタイトルのお手本にして下さい。たいてい、作品のタイトルや章のタイトルは、具体的なものと抽象的なものを上手に合わせることが良いとされています。片方だけではダメなのです。

映画に『プラダを着た悪魔』というタイトルがありますが、この「プラダ」という具体的なブランド名をタイトルに盛り込んでいることこそが、素晴らしい点です。もし『高級ブランドを着た悪魔』という映画のタイトルなら、人を惹きつけることは出来ません。「プラダ」とか「グッチ」とかを前面に出すことで具体的な印象が湧きます。

小説でも具体的な地名がタイトルになっているものもあります。スティーブン・キングの『ブルックリンの八月』などもそうです。このような具体性の中に、読者は「何かあるのかな」と思うのです。

村上春樹さんの『ノルウェイの森』は有名ですが、このタイトルはビートルズの曲名を引用したものです。そこに何か関係性があるのではないかと、読者を惹きつける効果も含まれています。

●「新しい認識」か「有益な情報」は存在しているか

世間に出回っている文章の中には、文章を書くのが得意ではない芸能人などが、雑誌の一企画としてエッセイを連載することもあります。「文章としては読めたものではないレベルなのに、連載が継続するのはなぜだろう?」と顔をゆがめる人もいますが、これは、その芸能人には、多くのファンがいるからです。

書き手の存在や人格を愛しているファンのおかげです。このような中身の伴わない文章が成り立つのは、多くのファンを持っている特定の芸能人などにだけ、通用する行為です。

文章は、知的なものだけが認められるというわけではありません。女性アイドルがメイク術を披露したり、俳優さんが、姿勢が良くなるストレッチを紹介したりする場合は、情報として、読者が惹きつけられる可能性があります。それは、ある程度の需要が見込まれます。

「おいしいパンケーキのお店がここにあります」というだけの文章でも、読み手が興味を持ってくれたら、それは、情報としての需要があったということです。

例えば、新しい筋トレ方法が本になったとします。それを知った人のうち、何割かの人は本を読んでみたくなります。まずは2週間試してみて良いと思えたら、本を実際に買おうという人達がいます。そこには、今までにない、一つの新しい筋トレ方法の案そのものに意味があるのです。

または、ある優れた舞台を紹介する平凡な文章でも、その文章を読んだ人が、実際に観にいこうと思い、感動すれば、書いたものが有益であったことになります。

文章には、新しい認識が書かれていますか。新しい認識を示すことが出来ていない場合は、人を魅了する情報が書かれていますか。文章には、認識か情報か、少なくとも、どちらか一つは存在して欲しいものです。

その他の文章を書くコツなど、続きは以下をチェック!

教えてないのに身に付く!?私立中高一貫校で、生徒に自然と染み込むもの

学校は勉強を教わるだけの場ではなく、子供の人生を左右する重要なものを得ることのできる場です。今回は、独自性の強い私立中高一貫校で、勉強以外で得られるものについて見ていきたいと思います。
http://kosotatu.jp/私立中高一貫校で自然と身につくもの/

中高一貫校で芽生える様々な意識とは?

地元の中学校と中高一貫校では、そこに通う生徒の意識に差が生じます。まずは帰属意識です。中高一貫校に入学した子供達は、まずは入りたい学校を選択し、努力を重ね、味わったことの無い緊張感と共に入試に挑みます。

役所が決めた地元の中学校に普通に入学した子供に比べて、ひと手間も二手間もかけて中学入学に辿り着きます。

こうしてやっと入れた学校には自然と愛着が沸くものです。自分はこの学校の生徒なのだという事を、強く意識するようになり、毎日を大事に過ごそうという気持ちになります。

また、これから自分が学ぶ場所が誰かに与えられた場所なのか、自分で勝ち取った場所なのかという事は、勉強のモチベーションにも大きな影響を与える要素になります。

もう一つは、仲間意識です。中学受験をするという選択は、非常に勇気の要るものです。小学校時代の友達と離れ離れになる寂しさも味わったでしょう。共に中高一貫校に入学する事になった新たな友達は、皆自分と同じ経験をしてきた子供達です。

同じ志を持って、同じように頑張ってきた友達との間に生まれる仲間意識は、特別なものになります。

同時に、自分と同じように周りのみんなも頑張ったんだな、という友達に対する尊敬の気持ちも芽生えます。すると、自分とは違う相手の個性を認める事が出来るようになります。

あの子は英語をすらすら喋れるとか、この子は優しいとか、自分に無い相手の良さを、素直にすごいと思えます。

そして、自分一人では出来なくても、みんながそれぞれの得意分野を活かして力を合わせれば、出来るようになるという事に気付きます。一人一人が良い所を出し合い認め合う事で、最高のクラスになるのです。そこから、共同体意識が芽生えます。

共同体意識とは、良い物は分かち合い、お互い助け合う事で自分の自己実現と同時に集団全体の最適化も叶えようとする意識です。

例えば体育祭では、足の速い生徒がリレーのアンカーを務めたり、腕っぷしの良い生徒が綱引きで活躍したり、声が良く通る生徒が応援団長を担当したりします。

それぞれが自分に出来る事を精一杯やって、自分一人の活躍よりもクラス全体としての優勝を目指す事は、強い共同体を作ろうという共同体意識を高めます。

そして、次第にその意識はクラスだけでなく、学年全体、学校全体にまで広がり、自分が学校を作り上げているメンバーの一人であり、学校の一部である事に喜びを感じるようになります。だから同窓会の誘いや寄付金の依頼にも、快く応じる事が出来るのです。

共同体意識が芽生えるのは、中高一貫校においてだけではありません。高校受験で希望の高校に入った場合でも、面接を受けて就職した会社でも、勿論芽生えるものです。ただ、その組織の一部になりたいと強く望んだ場合ほど、共同体意識は芽生えやすくなります。

公立の普通の中学校の様に、通う学校を指定された場合や、周りが高校受験するから自分も何となく受験して入った高校に通う場合では、勉強や行事に対するモチベーションも低く、共同体意識はあまり芽生えないと考えられています。

一方、中高一貫校に通う生徒には、「この学校に通いたい」という強い意志により、中学受験の為の努力をして入学を勝ち取ったという経緯があります。それにより共同体意識の発芽がより促されるのです。

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